記事によると、八百長を行ったのは今年7月の名古屋場所。翌日に千代大海戦をひかえた6日目の魁皇戦前、千代大海の付け人から「転んでください」などと持ちかけられた。直後に同じ付け人から「(当日対戦の)魁皇関も助けてください」などとも説得され、両取組とも事前に付け人から取り口を指示され、故意に敗れたという。
その後、名古屋場所の終盤、千代大海とともに支度部屋に入ってきた付け人から、折りたたまれた割(取組表)に包まれた10万円の束10個を渡された。魁皇からは、場所後の北海道遠征(8月5、6日)で同じ千代大海の付き人から100万円が入った細長い封筒を渡されたとしている。
6日発売の「週刊現代」に元幕内若ノ鵬が大関琴欧洲と十両春日錦から八百長を持ち掛けられたと告白する記事が掲載された問題で、日本相撲協会は同日、両力士から事情を聴いた。
記事で元若ノ鵬から「100万円で白星を買った」とされた琴欧洲は「うそばっかり書いてる。傷つけられた」と完全否定。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)も「ひどすぎる。一生懸命やっている力士に失礼だ」と不快感を示した。
春日錦も「(若ノ鵬とは)口もきいたことがない」と否定。伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)は「両力士とも(八百長を)完全に否定していた」と話し、法的手段については「今のところ考えていない」とした。
また同記事で、夫人が経営する会社が販売している帯や羽織を春日錦が関取衆に売っていたとされた件で、再発防止検討委員会が春日錦に厳重に注意。本人は謝罪した。
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